5月18日 Hamilton からTownsvilleへ
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久しぶりに波のない泊地で、ゆっくり寝られました。もっとも、
それも朝6時の1番フェリーまでのこと。
あとは賑やかなテンダーの往来から、ダイビングボート、
クルーズボートの出入りとなります。
インターネットカフェが、ハーバーから歩いて10分ほど
のところにあるので、画像をアップしに行きました。
1時間8ドル、しかも日本語非対応マシン。
Yahooジャパンは使い物にならず、アメリカYahooのアドレス
にあるブリーフケースにアップ。
届いたメールはフロッピーに生URLをそのままファイル保存
して船のPCで見る、という苦肉の策です。
船からイリジウムで繋ぐと、ボーレートが2400/mと
極めて遅い上に、1分1.5US$かかるので、大きな
ファイル(ここで大きいというのは10k以上です)の
送受は不可能に近い。
無いよりははるかにましなのですが、ウイルスメールなど
きた日には一通でも40kはありますので、その時点で
メールアドレスは使い物にならなくなってしまいます。
ともあれ、手持ちのフロッピーが2枚しかないので、二回
往復して全画像アップに成功、所要1時間半。
島の反対側にはリゾートホテルがあり、通り抜ければ白い
砂浜の海岸。
南東を向いているので、ウインドサーフィンやディンギー
が走り回るのには大変いい環境です。
この島では、日帰りの観光客なんか来ないんでしょうね。
日本人のカップルが、5−6組うろうろしていますが、
多分私の方が怪しい日本人であったのは間違いないでしょ
う。
この島の問題は、水が不味い。
オーストラリアの水はもともと美味しくないのですが、ここ
の水はそれに塩分が入っている。
造水機なのか井戸なのか、どちらにしてもこの島産の水なの
でしょうが・・・
マリーナのポンツーンにも勿論水道は来ていますが、看板に
「船を洗うな、船のタンクには入れるな」と注意書きが
あります。
これじゃ、使うなといっているのに等しいじゃないですか。
もっとも、こんな水をタンクに入れる気にはなりませんが。
物価も決して安いとは言えず、肉なども本土から来るので
2日くらい経過してるから早く食べないと・・・
簡単に買い物を済ませると、もうやることが無い。
明日に備えて、チキン野菜スープを作り、夕食も食べに行っ
ても仕方ないから(どうせ肉しかない)、フライドチキンでも
と思ってみたけど、どうも美味しそうじゃない。
そらなら自分で作ろう、と船で自炊。
隣の60フィートのパワーボートの船長と、ビール飲みながら
話をする。
オーナーはニュージーランドから飛行機で飛んできて、ここで
遊んで帰るんだそうで、専属のシェフもいる。
そうか、やっぱり違う世界の話だ。
天気予報では、明後日からWindy Dayになる。
明日早く出て、Townsvilleに帰ろう。
就寝10時。
5月19日 快晴
3時半に起きたが、さすがに暗く、あらためて5時起床。
顔を洗って、コーヒー飲んで6時出港。
航程は145マイル、順調に走って明日の午前中には着ける
と思うけれど、どうなることか。
エンジンは今のところ動いてはいるし、PCも無事起動。
凪の海、星空に朝の気配。
防波堤を出れば、南南東の風が2mくらいか、メインセールを
揚げて最短距離の島の間を突っ切って、Mole島の東側を北に
向かう。
9時、エンジンが止まる。
風下に島が無いから、座礁の心配はないので、エンジンルーム
にもぐって作業。
燃料フィルターのエアー抜きから始めるが、なかなか一杯に
なってくれない。
一杯になって、エンジンがかかっても5分と持たない。
これが数度、あまり開閉をしていたからか、ボルトの頭が折れ
てしまった。
代わりのボルトを持ってきて締めたけど、隙間があって泡が
出てくる。
ひょっとしたらこれが問題かなぁ、と思い、隙間の開いたまま
エンジンをかけると、何事もなかったように動いている。
怪我の功名となるかどうか・・・
排気管のエルボウ部分から若干の排気漏れ。
11時、2時間経過して快調に動いている。
ブランチの用意。
凪なので、ご飯炊いて卵をかけて、味噌汁。
暑い。
午前中にビール3缶開けてしまう。
風が真追い手なので、セーリングもできない。残り117マイル。
13時、風が東に回って安定、ジブを揚げメインもフルにして
ありったけのセール3枚張り、エンジン半速で6ノット。
17時 アボット岬沖 コース305 東 風力2 艇速6.3ノット
18時 風が後ろに回りジブダウン。夜航海に備えメイン1ポン。
残り78マイルと、順調に走ってる。夕食はステーキにする。
19時 Cape Upstart手前 反航の本船 沖2マイル。1.5マイル沖
にヨットらしき明かりが見えるが、レーダーには映らず。
20時 Cape Upstart
北東8マイル エンジン止まる
以下23時までエアー抜き作業3回。
周囲には漁船多数あり、オートパイロットが利いていないので
あっちに行ったりこっちに行ったり・・・
1時20分 コース295 東 風力1 CapeBowling
green灯台が
見える。残航47マイル。18時間でほぼ100マイル。
50マイルを切るとほっとする。
3時40分 Cape Bowring green
北5マイル エアー抜きに
20分かかる。一応安定したようである。残航36マイル。
6時半、朝日がきれいだ。風が南南西から吹き始めた
7時 Cape Cleveland 南東 3マイルでエンジン停止。
幸い風がかなり出てきたので、帆走に切り替える。
Townsvilleの町が見える。残航19マイル。
オートパイロットで走らせながエンジンルームにもぐりこんで、
苦闘20分で再びエンジンがかかる。
もうマリーナまで2マイルしかない。
なんとか持ってくれることを祈りながら、インナージブだけ残し、
ハーバーに進入、不思議なものでこの船はマリーナに入るときには
快調になるのである。
余程外に出るの嫌なのだろうか・・・
ともあれ11時20分に無事元のBreakwaterMarinaに到着。
航程149.3マイル 所要29時間25分 平均5.1ノット
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これでWhitsunday へのクルージングは終わりです。
心残りや、遣り残したことはいろいろあるけれど、この辺が潮時かも知れません。
せめて、予備のセールが・・・などとも思いますが、他にも数え上げれば必要なものはいくらでも出てきます。
長い航海に耐える船にするのは、お金もかかるし、またエネルギーも要ります。
とりあえず、2004年のビッグ・イベントは終わり。
AYAVも、Ross Haven Marine のクレードルの上で惰眠をむさぼっていることでしょう。
お疲れ様でした。
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